銀行が会社に融資する際の主な判断材料は、その会社の決算書です。過去の決算書を分析して、会社の格付けをします。格付けは6段階に分かれます。

  1. 正常先・・・業績が良好で、財務内容にも特段の懸念が無い場合
  2. 要注意先・・・業績が低調であったり不安定で、今後の管理に注意を要する場合
  3. 要管理先・・・債権の全部又は一部を3か月以上延滞していたり、貸出条件の緩和を行っている場合
  4. 破たん懸念先・・・今後経営破たんに陥る可能性が大きいと認められる場合
  5. 実質破たん先・・・再建の見通しが無いと認められるなど実質的に経営破たんに陥っている場合
  6. 破たん先・・・会社更生法や民事再生手続き開始など、法的整理・銀行取引停止処分により経営破たんに陥ってる場合

というふうに会社を格付けして、融資するかどうか判断するのです。ちなみに正常先が一番良いのは言うまでもありません。

しかし、これから創業しようとする会社は、当然のことながら決算を終えていませんので、判断材料がありません。

そこでどうするのかというと、「創業(事業)計画書」を大きな判断材料にするのです。創業融資を受ける際に「創業(事業)計画書」が重要だというのはそういう理由からなのです。