建設廃棄物の排出事業者は建設工事の元請業者となりますが、この廃棄物の収集運搬を他者に委託する場合にしなければならないことが下記のとおりいくつかあります。

1.廃棄物の搬出に立ち合い、必要事項を記載したマニュフェストを交付する。

このマニュフェストに記載する必要事項とは、廃棄物の重量、容量、容器の個数などの排出数量のことです。

また、紙ではなくパソコンで行う電子マニュフェストの場合は、これらの必要事項の登録を行います。ただし、この場合でも搬出するときの立会いはしなければなりません。

2.建設廃棄物の収集運搬に当たっては、廃棄物処理法に定める処理基準及び委託基準に従い行う。

これは当然のことですが、建設廃棄物の収集運搬に当たっては、法に定めた基準に従って行わなければいけないということです。

3.下請負人が自ら廃棄物を運搬する際には、建設工事に関する書面による請負契約でその旨を定める。

収集運搬を業とする場合には収集運搬業の許可が必要ですが、建設工事の下請負人が収集運搬する場合には、特例として許可がなくてもできることとなっています。

これは、下請負人を排出事業者とみなし、その廃棄物は下請負人が出した廃棄物とみなすためですが、その場合には、元請と下請との間の建設工事の請負契約にあらかじめ定めておかなければならないということです。

4.期限内に収集運搬が的確に行われたかどうかを確認する。

委託したらそれで終わりということではなく、排出事業者である元請負人は収集運搬がきちんと行われたかどうかを確認する必要があります。