創業促進補助金とは
補助金にはいろいろありますが、これから起業・創業しようとしている人が対象となる補助金として創業促進補助金があります。創業促進補助金には次の２種類あります。
- 創業促進補助金
- 第二創業促進補助金
創業促進補助金とは、新しい産業の創設や雇用を通じて地域を活性化しようとする人を支援するのが目的の補助金です。一方、第二創業促進補助金とは、事業を承継した後、新しい事業や新分野へ展開したいという人を支援するのが目的の補助金です。
創業促進補助金の認定市区町村
ただし、これらの補助金は、産業競争力強化法に基づく認定市区町村で創業する人のみが対象なので確認が必要です。また、募集の都度、対象者や補助内容が変わるので注意が必要です。
創業促進補助金の注意点
創業促進補助金の使い途としては、店舗や設備を借りるための費用、マーケティングに必要な経費、広告費、人件費、弁護士・弁理士など専門家との顧問契約のための費用などが対象となります。
補助額は１００万円～２００万円です。また、補助金は経費の全額が支払われるわけではありません。補助率は３分の２なので、最大２００万円の支給を受けるためには、３００万円の資金を用意しておく必要があります。
また、補助金は後払いです。補助事業を実施し、報告書などの必要書類を提出して検査を受けてから、はじめて受け取ることができるので、この点にも注意が必要です。
