「少人数私募債」というのをご存じでしょうか?知らない人の方が多いと思いますが、これも出資のひとつです。

前回、第三者からの出資についての記事をご紹介しましたが、この少人数私募債というのは、縁故者からの出資で、「社債」の一種です。縁故者というのは、経営者の親族や従業員、従業員の親族、取引先、友人・知人等のことです。

少人数私募債は、社債の一種ですが、通常の社債とは次のような点で異なります。

  • 社債を発行する際に必要となる財務局への有価証券届出書や有価証券通知書等の提出が必要ない。
  • 取締役会の議決だけで発行できる。
  • 償還期限(返済期限)や利率を自由に設定できる。

以上はメリットといえるかもしれません。

また、当然のことながら銀行は関与しませんので、私募債を引き受けてくれる縁故者がいれば、発行して資金調達することができます。

そのため、少人数私募債は、銀行等から融資を受けることが困難な会社にとっては、有効な資金調達手段のひとつといえます。

詳しいことは、次回以降またお話しします。