古物商の許可を受けることができない人に、「破産者で復権を得ない者」というのがあります。

これは、法的に言うと、破産手続きを開始してから免責決定が確定しないまでの期間にある者ということです。

破産者とは破産手続きをする人のことで、手続きは裁判所でします。裁判所が監督するのです。

「免責」とは、借金をなかったことにしてくれることです。そして、免責決定が確定した時点で、復権を得ることができるのです。決定を下すのは裁判所です。

つまり、大ざっぱにわかりやすくいえば、破産者で復権を得ない者とは、破産手続きを開始して、その手続きがまだ終わっていない人のことをいいます。

手続きを終えられる期間、つまり復権を得るまでの期間は、早くて3か月~6か月です。長いと1年以上かかります。

古物営業の許可申請の際に添付資料として、本籍地の市区町村長の証明書(身分証明書)があります。

そして、この証明書に「破産者で復権を得ないものでないこと」と明記されていることが必要です。

ただし、役所(場)によっては、この破産者の記載をしないところもあります。ですので、この証明書の発行を請求するときは、破産者の記載があるのかどうか確認して請求する必要があります。