創業する際の資金調達には、融資の他に補助金・助成金もあります。

補助金とは、国や地方公共団体が、ある一定の政策的な意図をもって支給する返済不要の資金のことをいいます。国や自治体には達成したい目標があり、そのための政策のひとつとして補助金を出すのです。

補助金の最大のメリットは、返済不要ということです。融資のように返済する必要はありません。補助金は会計上は、営業外収益に当たります。つまり会社の収益とみなされるのです。

一方、デメリットとしては、営業外収益に当たるので、法人税の課税対象となります。税金がかかるのです。

そのほかにもデメリットとしては以下のようなことがあります。

  • 補助金の種類は年間3000以上もあり、自分の会社に適したものをみつけるのが難しい。
  • 募集期間が3週間から1か月程度と限られていて見逃してしまうことがある。
  • 要件に合致していても審査に落ちれば受けられない。
  • 予算があるので応募した会社が多ければ受けられない場合が出てくる。
  • 事業の経費を支払った後でないともらえない後払いである。

このように書くとデメリットが多くてメリットが少ないように思えるかもしれません。しかし、何といっても返済不要というのは魅力的ですし、後払いでも当座は創業融資でまかない、補助金はその名のとおりあくまで補助的なものと割り切れば創業時の資金調達に役立つことは間違いありませんので、利用してみる価値はあるといえます。