日本政策金融公庫の融資の中で代表的なものとして「新創業融資制度」と「新規開業資金」があり、新創業融資制度は無担保、無保証人というメリットがあることを前回お話ししました。

では、新規開業資金にはどのようなメリットがあるのか、またデメリットはどんなものかについてお話ししましょう。

☑新規開業資金のメリット

1.借入限度額が大きい
7,200万円まで借りられます。(うち運転資金は4,800万円まで借りられます。)一方、新創業融資制度では、3,000万円までしか借りられません。(うち運転資金は1,500万円までです。)

2.金利が低い
基準金利は1.25~1.85%と、新創業融資制度の2.35%に比べ低く設定されています。

☑新規開業資金のデメリット

デメリットは、ずばり不動産などの担保や、保証人が必要ということです。

以上のことから新規開業資金が向いている人は、

  • 比較的規模の大きな起業をするのに十分な自己資金がないが、差し入れする担保や保証人のあてがある人

ということができるでしょう。

なお、返済期間は新創業融資制度と同じく、設備資金20年以内、運転資金7年以内(両方とも据置期間2年以内)となっています。